本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

しぐるるやしぐるる山へ歩み入る(種田山頭火)

風邪が抜け切らないので用心のため、感冒薬をいただきに柏駅東口にある、内科医院へ行く。
大先生は筆者と同齢くらいであろう。患者を心配させない話ぶりで、町医者として人気があるようだ。
総合健診の結果も、大先生に見ていただき、アドバイスをいただくが、
「ちょっと、よくないが薬を飲むほどじゃないな。」というお見立てである。
産業医から、あたかも、重病で死ぬが如く、脅さされた後だけに、大先生の所見に少々癒され、今のところ生きている。

晩秋に産業医説く老病死(潤)

もし、大先生に「危ないな。」とお見立てされたら、そのときは、覚悟するしかなさそうだ。

今日は、息子の若先生に診察していただいた。
若先生も、だいぶ町医者の呼吸が判ってきたようだ。

山は秋 肩の力を 抜くような (中島あきら)

断酒1日目達成