本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


弔いに気負ふ老いどち寒四郎(三方元)


「荷物と責任は持たない」を基本としている。
因って、ジャケットを羽織っている季節は鞄は持たない。
また、雨だ。この季節は傘と鞄を持つことになる憂鬱な季節だ。


物なくて軽き袂や更衣(高浜虚子)


NHK、カルチャーラジオ水曜日は「プロテストソングとその時代」で、その第二回でした。


フォークピューリタニズムによるフォークの窒息。
であるべき自由な姿の強要。
我々の代弁者から私の表現者
そして、
吉田拓郎の出現とホークソングの転換点という、受け止め方をしました。

フォークジャンボリー、ステージ占拠事件の話など聞くと、渦の怖さを感じ、紅衛兵のイメージと似たものを感じた。

団塊世代の聴取者は、後の世代が彼ら(我等)の青春期を歴史的に分析評価している、番組を聴いている。

地下街は地下道になるいつしかにBGMが消えるあたりで(岡野大嗣)