(巻八)目を伏せてうつむく首すじ美しく白鳥は物語をまとう(山添聖子)

駅構内に蜂が迷い込む。

吹かれ来し野分の蜂にさされたり(星野立子)

ある夕方、とある駅の構内に蜂さんが一匹入り込み、駅員さんが捕獲網を持って出動した。
捕獲網を用意してあるとは!
流石、いろいろな事態に準備万端でありますなあ!

しかし、無用な殺生をせず、近くにある都立庭園などにお解き放し願いたい。

騒がねば蜂は優しと庭師言ふ(上田秋霜)


駅員さんが網を持って捕まえようとする写真を撮ったのですが、多分大丈夫だとは思うのですが、プライバシーに配慮して、添付しないことにいたしました。

昨晩、なぜか「梶」のことを思い出し、駅前のコンビニで饅頭を一つ買って帰宅した。
そして、夜そっと食べた。食べた。

まだもののかたちに雪の積りをり(片山由美子)