(巻十一)新涼の固くしぼりし布巾かな(久米正雄)

5月16日月曜日

通勤に片道一時間半かけています。しかし、職住近接もあまりに近すぎると宜しくないのかもしれません。
一昨日夜に町会の会議があり、九時半ころ歩いて五分の会議場所からもどり、風呂に入って床につきましたが、やや昂っていて寝付けませんでした。通勤時間があれば必要に応じて軽く一杯などクールダウンができて精神的な安定が得られます。

春の闇自宅へ帰るための酒(瀬戸正洋)


今日、海岸通りを走っていますと前を走っていた赤のオープンのアウディが 走行中にパタパタと屋根を出しゃがった!“わかったよ、金持ちめ!”としゃくにさわった次第です。

聲なくて花のこずえの高わらひ(野々口立圃)

気候は朝晩涼しく昼は暑くなって参りました。濃紺の上着とベージュのチノパンでここのところ通しておりますが、このコーディネートは前期高齢通勤者の定番のようで車内にも何人か同じパターンの爺がいます。お洒落のセンスがない年寄りの制服みたいなもんですか。

制服を着崩している青嵐(西山ゆり子)