(巻十二)人違ひのやうに初蝶我を去る(中村正幸)

8月13日土曜日

今日はラジオで高校野球三昧と考えておりましたが、午前中はオリンピックの煽りを受けて、高校野球はFM放送に追いやられていました。
昼食後からは座椅子でうとうとしながら甲子園を楽しみました。

炎天下イヤホーンに聞く甲子園(住田征夫)

岡山の高校の投手は好投手のようですが、ホームラン一本で高い鼻を折られてしまいその後三連続四球を出して同点にされてしまいました。
高校野球のピッチャーというのは生意気で強気でないと務まらないのでしょうが、相手のあることですから相手の力が上回るということはあるでしょう。

水仙やほどよく抜けし身の力(ながさく清江)

結局、高田と言う投手は自滅いたしました。


*季語、季題まで合わせてうまい句を嵌め込むまでの在庫とセンスがございません。

*言い訳の言葉つぐ間の虫の声(川上君子)