(巻十四)変人が三人集つて日が永し(藤村青明)

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3月22日水曜日

東京に開花宣言が出たというが朝はまだまだ寒い。

花のみを待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや(藤原家隆)

そう云えば、小庭に随分と雑草が増えてきた。


ニューヨークタイムズの国際版を読むためにこれがいっしょに挟み込まれているジャパンタイムズを時々買う。今朝もいつものスタンドで買ったが、おばちゃんから“今日のは分厚いからね!”と一言いただいた。ジャパンタイムズ創刊120周年の部厚い別冊が更に畳み込んで御座った。ジャパンタイムズ一面左上の発行回数は42,136とあった。

英字紙の袋の掛かるぶだう棚(中御門あや)

昼休みにその創刊記念別冊を捲ってみたが、御挨拶、紙史、“よいしょ”ばかりであまり読む気にはなれず、で御座った。

自分史に粉飾少し蔦紅葉(高橋和彌)

*このブログにも云えることでござる。


急ぎの用があって午後は成田空港へ出掛けた。所謂カルネ崩れの時間切れギリギリ処理である。この辺りのことは不勉強なので教えて頂きに参ったのである。
当方の相談に回答されていたご担当は土壇場で念のため部下に確認に行き、肝心なところの誤回答に気付かれた。

いくたびも雪の深さを尋ねけり(正岡子規)

よく、面子にこだわらず確認して下さったと、感謝感謝でございます。