月島もんじゃ

イメージ 1

イメージ 2

午後のサボり癖が出て半休を頂いた。
橋と坂道のペン画を再び始めようと思い、橋は晴海運河に架かる相生橋からと決めた。
相生橋は月島と越中島を渡している。月島から向かうことにして有楽町線に乗った。
月島で降りて地上に出るとタワーマンションが取り囲むように並び、そこに47年前に都電23番で来た頃の名残は見つけられない。
せっかく来たのだから直ぐに橋に向かうのも勿体ないと、月島のもんじゃ通りをぶらついてみた。
スケッチや水彩画の教本によく出てくる月島西仲通りの交番(写真)を中央に兎に角もんじゃ屋が並んでいるが、

学成らずもんじゃ焼いてる梅雨の路地(小沢信男)

と云った裏ぶれたものではない。構えは下町風と云うか、佃島風と云うか、それらしく見せているが、もんじゃビストロとでも云った方がよろしいような店が軒を連ねている。
どこでもよかったので、交番の隣の店に顔を突っ込んだら、中休みと断られた。それなら“営業中”の看板は引っ込めておけよ!
その隣の隣に入って、明太子しそのもんじゃをお願いして焼いてもらった。結果からもうせば、勿論私見である、明太子しそスパゲッティを食べたと同じようなものであった。今、食後小一時間たったが、腹持ちがよいと云うか、こなれが悪いと云うか、そんな腹具合である。
瓶ビールでエビスをいただいたが、締めて1940円である。
自発的には二度と訪れないであろう、東京の新名所である。