小徘徊、アメ横から不忍池

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まあ、そう言うわけで昨日は40年近く前に東京国際郵便局で一緒に働いた塚さんと熊さんと3人で昔を肴に御徒町界隈で12時近くまで呑んだ。
待ち合わせ時間まで余裕があったのでアメ横から不忍池辺りを徘徊してみた。
御徒町駅からアメ横に入り、摩利支天に詣でて、そのまま中央通りに出て右に折れ、赤札堂の辺りで通りを渡り多慶屋の前を通り、オークラ映画の入り口の路地を通り不忍池に出た。
まだまだ師走本番ではないようで、自分のペースでアメ横を歩いた。摩利支天はお菓子屋の上に鎮座している仏閣で電車から見ていたが、お詣りしたことはなかった。境内は狭いがアメ横の雑踏喧騒と見事に一線を画していて御堂も
なかなか見事である。境内の一隅に石橋稲荷の祠があり小ぶりではあるが朱塗りなどはしていない地味なところがよろしい。おきつね様が両袖に置かれていたが祠に比べると随分と近年の作であるようだ。
摩利支天に上がる階段にたこ焼屋が二軒あり、大たこ焼と言うやや大ぶりのたこ焼を焼いている。その店の前で多国籍群がたこ焼を食っているが、ソースやマヨネーズ、鰹節などは勝手にトッピングするようにしてある。
中央通りに出るとカラオケのビルが目立つ。他は女性衣料で、見せるための下着屋さんも数軒あり赤札堂も2階のウインドウには下着マネキンを整列させていた。
赤札堂前の横断歩道を不忍池側に渡り上野公園の方向にちょっと歩くと不忍池へ抜ける路地があり、この路地にはピンク映画の老舗オークラ映画劇場がある。入場料は1600円で60歳以上は1300円で一本の上映時間が一時間ほどの映画の三本立てである。通年オールナイトとのことだから簡易宿泊所としても使われているのだろう。女優の飛鳥裕子さんは今は何をしているのだろうなど考えながら待ち合わせ場所の京成上野駅への階段を降りて徘徊を締めたら。