(巻十七)学成らずもんじゃ焼いてる梅雨の路地(小沢信男)

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1月2日火曜日

初夢は昨日フィリピンのジプニーの記事を読んだためか、25年前ころ3年間勤務したフィリピン関税局BOCの夢であった。パライノ局長、ヘレオス部長、相棒のギルバートなどが登場してくれ、よい夢あった。

初夢の半分夫に話しけり(黛洋子)

細君のご希望に従い香取神社に初詣し、アリオに向かった。2日の9時過ぎということで神社境内に人はまばらであったが、禰宜や巫女が商売の準備に忙しく立ち働いていた。社殿の前には「一列五人」と高札が掲
げられていた。元日には参拝客が列を成したのであろう。

願うより謝すこと多き初詣(千原叡子)

アリオはイトウヨーカ堂の部分が9時開店でテナントは10時開店であった。ヨーカ堂で風呂掃除用品など日用品で近所では手に入らない物を買った。
その後、細君はトレーナーとポロシャツを買いたいとのことで何軒かの店を見て検討していた。グレー系の地味なものとピンク系のやや派手なものと二着にしたようだ。ピンクでもよいかと、店外にいる私を見るので大賛成と身振りで応えた。
モールと言っても、要は盛り場であり、子供を連れての暇潰し場所であるから客寄せは用意してあり、今回は恐竜展であった。

百貨店へゆくのが旅行だったころの屋上にいた一頭の象(藪内真由美)

一通りの買い物を終えて上島珈琲でサンドイッチと珈琲(細君は紅茶)で昼食とした。モール全体が喧騒にあるなかで、やや静かな空間である。何人ものお一人様が本をひもときながら壁沿いの席を占めていた。
食事のあと、本屋に入り細君は「地球の歩き方ーシアトル・ポートランド」と畠中恵の新刊文庫「うずら大名」を買っていた。息子がポートランドへ出掛けるらしいので親バカをやっている。
私も何か初買いしようと物色し「もの食う話ー文藝春秋編」を調達した。
最後に食品売り場で正月にだけ奢る牛肉を五百グラムも買って家路についた。
帰宅したときに駅伝は箱根を登っていて中央学院は15位だとのことだ。1位が東洋なので青学は往路の4連覇ならずようだ。

今日のやうな明日でありたき寒夕焼
(日下節子)

夜、細君に呼ばれてスーパームーンを見上げた。大きさよりも明るさにスーパーを感じた!

何んだ何んだと大きな月が昇りくる(時実新子)