(巻十八)ひと魂でゆく気散じや夏の原(葛飾北斎)

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3月11日日曜日 

昨年末の12月8日にNYTに掲載された
Living alone, dying alone (Tokiwadaira Japan) by Norimitsu Onishi Dec. 8, 2017 常盤平団地孤独、孤独死
をコチコチしつつ読み始めた。紙面二ページを使った長い記事である。

坂のある団地にベビーブーム過ぎ草刈る道に服を着た犬(外川菊絵)

戦争とか災害とかであれば生き残ることで展望が開けることもあるが。

うかうかと生て霜夜の蟋蟀(二柳)


永らへてみても良し悪し寝酒かな

義母が亡くなって春の彼岸が来て墓参りに行くことになって、墓参りのあとの食事処を探すことになった。
墓自体は当世流行りの集合墓で檀家制度外のところだ。
白山通りを渡ればお地蔵さんがある。その集合墓の案内地図にも何軒かのお食事処が花屋さんと共に記されている。一軒はお地蔵さんの隣りの“鶴ずし”でもう一軒は巣鴨駅近くの“鮒一”である。“田村”という食事処も載っていたがネットでみたら店を閉めてしまったと出ていた。

善もせず悪も作らず死する身は地蔵笑はず閻魔叱らず(式亭三馬)

寿司屋もランチなら2000円までで入れそうだ。細君が電話を入れて、土日祭日でもランチがあるか?予約は必要か?を確認していた。
(ランチ有り、予約不要、11時半開店)

寿司もくひ妻の得し金減り易し(林田紀音夫)


Max君の写真のせいか、外に出ると犬猫が気になる。昨日今日でそれぞれ一匹づつ一撮いたした。

春陽受け主待つ犬の不安顔(潤)

呼び止めて猫の恋路の邪魔したり(潤)