(巻十八)星月夜縄文土器にある指紋(矢野玲奈)

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5月4日金曜日

近所のクリーニング屋さんのお世話になっている。今朝も開店早々、息子のスーツ上下3本と替え上着1着・替えズボン1着の出しと出来上がりの受け取りに、お店に入った。
いつも奥さんが九時半に店を開けているが、今朝は奥さんが遅れたようで旦那さんが店にいた。私が顔を出すと旦那さんは慌てて奥さんに急いで来るよう携帯で連絡を入れた。店は奥さんが仕切っているらしく、旦那さんは勝手なことは出来ないようである。
すぐに奥さんが到着した。奥さんは旦那を洗濯物を端によせるように退かし、カウンターの背広をチェックして伝票を渡してくれた。
そんなところに細君からガラケイに“ああせい、こうせい(仕上がり日の確認をしろ、出来上がりは持っていった袋のきれいな方をつかいなさい、パン屋に寄るのを忘れるな)”と云う電話が入った。
旦那さんと“御互い、リモコン亭主ですなあ”と笑うと、奥さんが“云うこと聞いていればまちがいないの!”と細君と同じようなことを云った。

春一番妻の一言逆らわず(野村征三郎)

息子はブラバンの合宿とのことで今日は戻らずである。風呂洗い、鍋洗いなど前倒しに終わらせたので春の宵、春の最後の宵をゆっくりと過ごせる。
明日は立夏

のらのらと生きて立夏のうすき汗(大木あまり)