(巻二十)咳に覚む夢好色にして恙なし(鈴木詮子)

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12月1日土曜日

何かと豚児絡みの使いを言付かる。
今日は冬用パジャマがヨレヨレだからアリオのヨーカ堂で買って来いと言う。
ついでに、アリオの本屋で新潮文庫畠中恵さんの『しゃばけシリーズ~おおあたり』とこのシリーズの手引き書『新しゃばけ本』を買って来いと言う。

天気もよく、家にいても面白くはないので、命に従い昼から外出いたしました。
アリオに行く前に図書館によりNYTの記事を点検し、

Not so fast on discarding cash - Heading rush by Swedes cause some to wonder just what could go wrong Nov. 27

Popular sight at Tate Modern: The folks next door - A privacy case is pending, but for now, many visitors are still enjoying the view Nov. 27

and

The consuming art of indigo - Dyeing kimono fabrics becomes a life’s work for one Japanese artisan Nov. 29

をコピーしました。

アリオに到着する。パジャマ売り場はヨーカ堂の2階ですが、エスカレーターの降り場から直線で行くには婦人下着ランジェリー売り場を突っ切らねばなりません。
仕方がありませんので、三角形の二辺を伝ってパジャマ売り場に向かいました。

所望のパジャマはLLで綿100%、裏に起毛などのない物でございます。
この条件では3000円と4500
円の二種類しか見当たりません。
両方を見比べてしまうと、どうしても高い方になってしまいます。まあ、いいか!豚児もパジャマを擦り切れるまで着たのですから。
パジャマを買い終えて、戻り道は開き直ってランジェリー売り場をゆっくりと観察しながら通過いたしました。
採ったコースのせいかも知れませんが、白とかベージュの日常着用しそうなブラ・パンのセットはなく、赤や緑に紫のランジェリーばかりが陳列されてございました。
忘年会、クリスマス、年越し、新年とランジェリーを見せ、そしてそれらを外す機会も多く予想されるのでしょう。今が勝負服を仕入れる時なのでございましょうか?

ランジェリー売り場から本屋に向かう途中に『南葛SC』の展示がございまして、今年の戦績がビデオとパネルで紹介されておりました。
掲示によれば実業団東京一部で優勝とのことでございます。
こちらに引っ越して来て一年半が過ぎましたがこの地にそんなクラブチームがあることは存知ませんでした。やはりチーム名に『南葛』は外せませんでございますな!

葛飾や江戸をはなれぬ凧(宝井其角)

本屋では、すぐに『おおあたり』は見付けましたが『新しゃばけ本』は新刊のところにはなく、探すのに手間取りました。
細君は『しゃばけシリーズ』が大好きですが、単行本が出ても文庫になるまで我慢しています。毎年12月に文庫化されて出版されるのを数年待っているのですがその点は我慢強く偉いと思いますねえ~!
それから、本屋では『藤井旭天文年鑑』の予約をしてきなさいと言われておりましたので、これも間違いなく致しました。
これからは綺麗な冬の夜空です。厚着をしてベランダに出て星空を二人で眺めるのは結婚以来のリチュアルであります。天文年鑑はこのリチュアルに欠くことができない文献ですね。

かぞえいるうちに殖えくる冬の星(上田五千石)