(巻二十二)我慢して類句の奥に名句あり(筑紫磐井)

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5月31日金曜日

豆ちゃんから今晩の元草野球チームリユニオンへの出欠再確認の電話を頂いた。「ウスイじゃないよ。シスイだからね!」と念を押して呉れました。 当にマネージャー、幹事、世話役の鑑のようです。四十年前と変わってません。

への楽器の発送で宅配屋さんの引き取りが3時になった。
そのため家を出るの3時半になったが、シスイまでの途中で古本屋さん二軒に予定通り捜索を掛けることができた。
今日のリユニオンは京成本線の佐倉と成田の間にある酒々井[しすい]の八起という店で行われる。
わが家からは京成本線青砥駅までバスで行き、そこで京成本線に乗ると云う行程である。
この行程中には未踏店の竹内書店が青戸にあり、またかつて成田空港に赴くことが頻繁にあったころよく覗いた山本書店が京成八幡駅そばにある。
未踏店の竹内書店はグーグルマップの写真に出ていた通りである。駅前通りを環状8号に向かって歩きに環状8号に出てしまう直前あたりにあった。
竹内書店は古本屋には珍しく店内が整然としている。通路や床に本が積んであるということはない。単行本と写真集があることはあるが、主力商品は新書と文庫である。在庫が豊富と云うわけではないが新作旧作とバラエティに富んでいるいので捜索する楽しみは味わえる。
香の匂いがしたので、香を焚くのかと感心したが、帳場で蚊取り線香を焚いていただけだった。
帳場にはだれも居らず、奥の座敷でゴロンとしていた主人を起こして勘定をいたした。客なんぞ滅多に来ないのだろう。
竹内書店はいい古本屋であります。
今日は3冊頂いた。こちらに来ることがあればまた覗いてみよう。

阿房列車(内田百ケン)
第二阿房列車(内田百ケン)
百鬼園随筆(内田百ケン)

京成本線青砥駅に戻り成田空港行きの特急に乗った。
二駅で山本書店がある京成本線八幡駅についた。
ご存知のとおり、この駅の近辺に荷風は暮らし、下線の線路沿いにあった大黒屋でカツ丼を食っていた。
山本書店は上線の踏切脇にある。
山本書店は正統派古本屋で通路や床に本が山積みであります。
やはり御当地らしく荷風の古書が帳場近くの本棚に並んでいる。
ここでは5冊買い込んだ。

漱石を売る(出久根達郎)
朝茶と一冊(出久根達郎)
告白的男性論(北原武夫)
日本語の周辺(臼井吉見)
文豪と東京(長山靖生編)

京成本線八幡駅から成田空港行き特急に乗りました。佐倉に近づくと田植え終えたばかりの水田が広がっていました。
佐倉で各駅に乗り換えて二つ目の酒々井に着いた。八幡からの所要時間は40分でありました。
思ったよりは遠くないが、遠いとも感じる。

後は酒盛りで午前さまであった。酒盛りの状況は後日といたしたい。