ご内聞に-佐倉城趾徘徊ー其の二

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

京成本線の成田空港行き特急は都心とは反対に向けで走るが、結構込み合っていて座れない。ドアにもたれて車窓から景色を眺めていると京成八幡駅に停車した。なんと停車したドアの真ん前に“大黒屋”があった。大黒屋は永井荷風が生前最後に目撃された料理屋で、荷風の最後の晩餐はお新香と酒二合でカツ丼を食したと語られている。大黒屋でカツ丼を喰おうと探したことがあったが、突き止められずにいた。しかし、やっと突き止めてはみたが、店は畳まれてしまったようだ。
青砥から乗車し、40分ほどで京成佐倉駅に到着した。都心、新橋あたりからだと一時間を超えるだろう。佐倉に近づくと広い農地も見えてくる。
京成佐倉駅は静かな駅です。改札口に「国立歴史民俗博物館」の案内板と散策案内パンフレットが置かれていた。
駅を出て、これまた静かな駅前通りを進むと不動産屋があったので広告を読んでみた。徒歩10分、新築で土地140平米で二千五百万円あたりが相場のようであるが、買い手が付くのかどうか?
城趾公園までは徒歩15分とのことで、成田街道沿い少し歩き、ガストがあったので一休みとした。