(巻二十四)寄鍋や豊かにくらす月はじめ(黒坂紫陽子)

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青砥駅

1月16日木曜日

青砥駅の側にある高齢者職安に出かけてみた。どうも本気度を疑われているようだ。法務局の年度末期間限定募集があったのでご担当に伺うと、
「おいくつですか?入力作業があると書類でハネられちゃいますよ。」と職安のご担当でハネられてしまった。
ご同輩とおぼしきが相談していたが、こちらは元職人さんようでした。紹介されているのは夜警である。まあ世の中そんなに甘くはないということだ。
この爺さんには顔つきからして娘らしいのが付き添っていた。爺さんはそれほど真剣に職を求めている風には見えず、娘が不機嫌な顔で横に座っている。一応娘に引き取られたものの、少しは稼いで来いと迫られているという図であろうか?

職安帰りの一杯いたした。一本のつもりで入ったが温かい酒は旨い。

懐の肉まん食わぬ梶思う(駄楽)

とやや感傷的になりながら、もう一本といたした。

職安の俳句を探してみたがない。川柳の方には結構取り上げられている。シリアス過ぎて笑ってごまかすしたかないのだろうか。

冬蜂の死にどころなく歩きけり(村上鬼城)

ヘッドホン

BBC Radio 4
The Food Chain
Bitter sweets
https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csyp06
in the crosshairs =照準を当てる、狙いを定める
 
Food high in sugar, salt and fat, along with low levels of exercise, are being blamed. In response, more than a dozen countries have introduced taxes on high sugar drinks. Now confectionary is in the crosshairs.

甘いものも旨い。あたしゃ二刀流じゃ!
昼の酒が効いて早く眠くなった。これを太平楽というだろう。そのありがたみはわかっております。