(巻二十五)尾頭に分けて二人に足る秋刀魚(尾亀清四郎)

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(巻二十五)尾頭に分けて二人に足る秋刀魚(尾亀清四郎)

 

3月21日土曜日

 

昨晩はFM葛飾の渡辺ミカさんの番組を聴きながら寝酒を致した。寝酒をすると寝付きはよいのだが、三時間から四時間後に目覚めてしまい、寝直しに苦労する。

やはり寝酒は止めよう。酒よりも安眠の方がありがたい。

 

とく眠る夢の枯野が青むまで(金子兜太)

 

何故か解りませんが、今朝は大勢の方がこのブログを訪れてくれたようです。何故?

 

何もかも何故と聞く子と夕焼見る(今井千鶴子)

 

(散歩)

途中でトレペーとティッシュを一つずつ確保した。店にはまあまあ潤沢に積まれておりました。

 

(BBC)

やはり流行り病がテーマになってます。

暫くは録り貯めしてある番組を聴き返します。

 

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3csz1tc

 

この聴いている番組ではモチベーションの揚げ方を論じています。

 

渡り鳥近所の鳩に気負いなし(小川軽舟)

 

(読書)

 

梓川 - 浦松佐美太郎」文春文庫 教科書でおぼえた名文 から

 

を読んでみました。美文調ですね。

 

上高地へ入る少し手前、焼岳の煙を背にするあたり、林の中の道を幾曲り、川瀬の音が急に高くなって来る。

梓川は、ここのところで急にくびれて、力強い流れとなる。岩の上を乗り越えて、落ちてゆく水は、滑かに早い。目にも止まらない早さで落ちてゆく水を眺めていると、自分の頭の中までが、強い力で洗われてゆく。街の中から、ここまで運び上げて来た一切の雑念が、暫[しば]しの間に洗い去られてゆく。》

 

と始まっています。

 

子盗ろ芹盗ろそぼそぼ雨の河童橋(櫛原希伊子)