(巻二十六)時ものを解決するや春を待つ(高浜虚子)

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(巻二十六)時ものを解決するや春を待つ(高浜虚子)

 

8月31日月曜日

 

掃除洗濯のあとちょっと散歩した。まだまだ暑く、コンビニのアイスコーヒーが美味い。

 

ストローで残る暑さを掻き回す(小山正見)

 

本日は三千三百歩で階段二回でした。

 

昼寝覚めに法師蝉の声が聞こえた。

 

鳴くまでの手順を踏みて法師蝉(高澤良一)

 

読書:

 

『一人盆踊り -友川カズキ』( ちくま文庫 )

を読んだ。

 

朝日新聞が友川氏の人物紹介を連載したらしく、細君が氏の名前を口にした。

存じあげませんでしたので、ネットで調べて坂本龍一の前に渚監督から出演依頼を受けていたかなり変わり者の歌手で土方で詩人で絵かきの呑兵衛と分かりました。

 

文庫本『一人盆踊り』には自作の絵画や詩や回想文などが盛り込まれていたが、 「病気ジマンもいいかげんにします - 友川カズキ」という“語り”をコチコチすることにした。

どんな無茶苦茶をしてもなんとかできるだけの才能と容貌と魅力が具わっていて、

 

転んでもいいてはないか秋の天(松浦力)

 

と、生きて来られた人のようだ。

 

願い事-叶えてください。

 

死ねる薬を前にしてつくつくぼうし(種田山頭火)

 

お薬を分けていただけませんか?

気分的に随分楽になれそうです。