(巻二十八)鳥雲に身は老眼の読書生(松本たかし)

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(巻二十八)鳥雲に身は老眼の読書生(松本たかし)

12月28日月曜日

散歩:

ドラッグ・ストアに寄って洗剤やキッチン・ペーパーを買って来いとのことであった。ついでにちょうどメモ帳もほぼ使い切ったので新年用のものを買った。

専ら買い物メモに使っているが、後ろ頁からはその他のお約束や何かを控えてきた。

出先でこのメモ帳を置き忘れるとみっともないから買い物用とそれ以外の2冊に分けろと云われるが、目下のところそれ以外の用務がほとんどないから勿体ない。

散歩の途中でメジロらしきを二羽見掛けた。ウグイスのような色はしていたが、ウグイスは姿を現さない鳥らしいから、メジロだろう。穏やかな天気だからメジロもフラフラと散歩したのか?

今日も同じコースを歩いたので三千八百歩で階段は2回でした。

雑事:

今月から、故あって少し戴けるようになった。

枯蔓となりてこの世とつながれる(和田孝子)

細君も全部ピンはねしたのではすまぬと思ったのだろう。一万円の小遣い上乗せとなって都合三万円になった。携帯に五千円かかるから残りが可処分小遣いだ。外で呑むこともないし、趣味も金を懸けずにできるものにしているから金はいらないが、煎餅と餡パンを心置きなく買える。

結構お金を遣っているように見受けられるが 今の高校生の小遣いの相場はいくらぐらいなのだろうか?

郵便受けに隣町の高級マンション売り出し広告が投げ込んであり、それを細君に見せたらシゲシゲを睨んでいる。そしてこんな場末で87平米で九千万だ!と唸っている。国交省の9月の不動産統計も下がってはいないようだ。世の中は動揺していないのだろうか?このまま暫くはモツのだろうか?天は墜ちてくるのではあるまいか?この先餡パンはいくらになるのだろうか?

杞憂あり明けて朝来て毛布干す(鈴木明)

そう云えば、世間は御用納だなあ。

年初に、“仕事なく仕事初めもなかりけり”と駄句を捻ったが、“在宅のたまに出て行く暮れの街”と云うことになり、やや陽の目を見た。ありがたいことである。

よろこびは晩年に来よ龍の玉(未詳)

願い事-叶えてください。ぷっつんと終わりにしてください。それが二人の幸せになります。