(巻二十八)ジョーカーの捨て時逸す夜長かな(田中悦子)

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(巻二十八)ジョーカーの捨て時逸す夜長かな(田中悦子)

3月4日木曜日

細君は午前中金策にお出かけになり、独りの朝を過ごした。家事もなく、読み聴き三昧でありました。

習い事-読みは昨日からのつづき、 『ホームレスな生活 - 鷲田清一』感覚の幽[くら]い風景 から、を読んでいる。

《 いまその雑誌が手元にないのでうろおぼえで言えば、若林幹夫がかつて都市論関係の雑誌で書いていたように、現代のワンルーム・マンションの生活は、都市に寄生するという点で、「ホームレス」とよばれるふとびとの生活形態に構造的に同化している。 》と、いよいよ本題に入ってきた。

稽古事-BBCの方はアーカイブから2016年の暮れに放送されたTalk about deathというシリーズの中の一本、Ease my painを聴いている。緩和医療の話で気にかかるところである。

BBC

Ease My Pain

We Need to Talk About DeathSeries 1

Joan Bakewell and her panel discuss one of our greatest fears - pain. From the physical to the existential, myths about morphine and common obstacles that can hinder a 'good' death.

BBC Radio 4 - We Need to Talk About Death, Series 1, Ease My Pain

この番組の冒頭で、Woody Allenの警句のようなものが紹介されて、“I’m not afraid of death, ”までは聞き取れたのだか後が掴めなかった。Woody AllenとI’m not afraid of deathで検索したら、“;I don't want to be there when it happens.”だそうだ。

死の瞬間に意識があるのは嫌だということだろうか?そうであるならば、共感でございます。

春の夢みているように逝きにけり(西原仁)

散歩:

月初めの連光寺詣りを致し、御言葉を一撮いたした。

やってきたことは“悪”ばかりだから、迷うことはないと思う。

そこから足を伸ばして駅前の図書サービスカウンターで4冊借り受けた。

「日本の名随筆別巻94江戸-田中優子編」

「東京タワー物語-編者不詳」

「03年版ベスト・エッセイ集」

永井荷風ひとり暮し-松本哉

今回の4冊は当たりで、暫くは持ちそうだ。田中優子氏編で難しいが写したくなる作品が多い。荷風ものは川本三郎氏の作品を読んできたが、別の方の見方も面白い。

餡パン買って、助六買って、歩いて帰宅。

本日は六千百歩で階段は2回でした。

厨事-昨日のおかずの温めだけ。

願い事-叶えてください。Woody Allenの警句を句帳に書き留めた。