(巻三十)その道の人か利休の墓洗ふ(森田峠)

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(巻三十)その道の人か利休の墓洗ふ(森田峠)

8月8日日曜日 

朝からラジオがうるさいが、彼奴はマラソンが好きだからしかたないか。華奢なタイプだからバレーボールのサーブはネットに届かなったそうである。そんな彼奴だが、長距離は苦にならなかったそうで授業で一度だけ50人ほどの集団の先頭を走ったことがあるという。そのことが忘れられないらしい。

ラソンが歩いて来たる野菊かな(細川加賀)

細君が誕生日祝いに頂いたアールグレイの紅茶をいれてくれた。確かに香りがちがうようだが、番茶の湯冷ましで十分な私には違いがよく分からない。

正客に夫を頼みて風呂茶かな(石口りんご)

朝日俳壇から一句書き留めた。

ゆっくりと見たり聞いたりカタツムリ(かとうゆみ)

選評は“「ゆっくり」大きくなってほしい”です。

夕方となったが、

台風の仕舞ひの風に雨少し(きくちきみえ)

ということで散歩は控えた。

願い事-叶えてください。

写真は今月の連光寺さま。