(巻二十)去るもの追はず風鈴鳴りにけり(美濃部治子)

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12月16日日曜日

朝、細君に連れられて生協へ買い物に行きました。
招き猫が載っているお供えの写真を撮りました。所属している海外の顔本猫キチクラブへのNew Year Greetingにちょうどよろしかろうと思いました。
“A welcoming cat on a New Year celebration decoration rice cake!”な~んちゃって。

猫の俳句はかなり書き留めておりますが、今日の朝日俳壇から一句書き留めました。

尾で払ふ程の悩みや竃猫(山内健治)

生協の家庭用品売場には障子紙、刷毛、のりが並んでおりまして、ゾッと致しました。戸建てにいた頃はこの時季に障子六枚の張替えをせねばならず、不器用な私には辛い年末行事でございました。

段取りの悪しき男と障子張る(山田千鶴)

今の住まいに障子は一枚もございません!

団地とは函と内箱桜散

昼飯はオープンサンドで軽く済ませ、細君は昼寝、私は図書館へNYTのコピーに参りました。記事を5つほど選びました。中では、
“Follow the design, not the market”というJames Dyson氏へのインタビュー記事を先ずコチコチいたしたいと思っております。

図書館の帰りに吉楽(蕎麦屋)で一杯とも考えましたが、やはり二日連続の昼酒は贅沢だと思い、暖簾の前を通り過ぎました。
来週は鍋焼きで熱燗と参りたい。

鍋焼ときめて暖簾をくぐり入る(泊雲)

夜となり、入浴、出てウィスキーを舐めて寝床に入る。暖房のない部屋では寝るしかないが、BBCpodcastでMoneyという番組から二本(各30分)を拾ったので、これをゆっくりときくことにします。

*すぐにストンと眠りに入り、学成らずでした。