(巻三十二)煩悩の頭剃りかね昼寝する(佐藤愛子)

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(巻三十二)煩悩の頭剃りかね昼寝する(佐藤愛子)

 

3月18日金曜日

洗濯をするが部屋干しとする。雨粒は落ちていないがいつ降りだしてもいいような曇り空だ。写真は昨日撮った花屋の店先。今日から彼岸だそうで、細君に依れば選抜野球は順延で小中学校の卒業式が集中している金曜日だそうだ。世事もこのくらいまでがお付きあいの限度でこの先は聞きたくない見たくない。

世事はみな人にまかせて花と鳥(井上井月)

昼ころ、マリさんから康さんの七回忌、献花のことについてのメールを頂いた。善良な人というのは天然に善良な人だ。そういう天然に善良な人を二人の方を思い出す。一人は最初のところの常さん、もう一人が康さんである。そしてこの句が浮かんでくるのである。

やさしくて人に喰はるる鯨かな(長谷川櫂)

マリさんへ多くの方が全員にCC付で返信されていた。お名前が懐かしい。

気温7度で雨が降っていて、窓ガラスには結露が着いている。被災地は雪のなか大変だろう。

願い事-生死直結で叶えてください。コワクナイ、コワクナイ。彼岸に渡る気はないが、此岸からは消えてしまいたい。

Your problem isn't the problem. Your reaction is the problem.

が今日フムフムと思った顔本に出た警句です。

今日は

「孤独力のベースはノルアドレナリン - 齋藤孝」孤独のチカラ

をコチコチと読むと、

《つまり、ノルアドレナリンという不快感も、うまく使うと人間らしくなる。「いつもセロトニン神経が働いて落ちついています」、あるいは「いつもドーパミンが出てハイテンションでごきげんです」というのもいいが、ノルアドレナリンのような不愉快さの源も、そこから逃げたい、成長して乗り越えたいと事を成す原動力になることがある。》

とある。ドーパミンでご機嫌でいる必要はないがセロトニンで心静かにいたいとは切に思うなあ。

樹木葬こころ清しく選る桜(小林たけし)

今日は

BBC the Life Scientific David Eagleman on why reality is an illusion

https://www.bbc.co.uk/programmes/m000zlqc

0000から0126までの書き取りを試みる。

冒頭、

For example, everything you see, taste, hear, smell and feel is not real. Every image, every flavour, every sound is an illusion, created in the dark recesses of our brains.

と番組に導入されていく。唯脳論、唯幻論の話で、脳科学の実証的な立場での話だ。後半の20分過ぎでは将来、細工の仕方しだいで人間の脳も地磁気を感じたり、赤外線が見えたり、超音波が聞こえたりするようになると話している!

この世は幻でいい。幻のうちに消えてしまいたい。

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/07/16/115448

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2020/06/26/082752