(巻三十三)夫婦して先に逝く気の夕涼み(小原紫光)

(巻三十三)夫婦して先に逝く気の夕涼み(小原紫光)

6月1日水曜日

一発目の目覚ましで起きた。目覚ましが振動するまで眠れていたということは何とありがたいことか。目が覚めずにず~と眠ってしまえば、実に御目出度いことだ。

お昼ごはんの温めだけで、ほかに家事なし。

散歩は図書館から都住1、3、2と時計回りに歩いた。今日「1」にはチカちゃんと友ちゃん、「2」には花太郎、がいた。最近立ち寄り始めた「3」にもいつもの2匹がいた。はっきりこちらを認識していてキジトラは至近まできてスナックを食べている。もう一匹は白い、毛並みのよい、美形の猫で遠巻きにしているが大きな声で鳴いてスナックをもとめる。

キジトラは無器用で地面に置いたシャツのボタンほどの小粒のスナックが上手く食べられない。このスナックは手のひらに乗せて愛猫にあげるように作られているから平らなコンクリートの上に置かれると食べにくいらしく友ちゃんなんども時々苦労している。花太郎のようにしつけられている猫なら手であげてもよいが、ほかの猫では向こうも怖がるがこちらも怖い。

そろそろこの2匹にも名前を付けよう。キジトラはそのままサンちゃんでよかろう。もう一匹の遠巻きにしている猫はフジちゃんにしよう。この都住3の公園の藤棚がなかなか綺麗なのだ。

帰りにドラッグ・ストアに寄って歯ブラシほかを買って帰る。

願い事-生死直結で細君より先に知らないうちに叶えてください。も~い~よ。

郵便受けに年金の通知書が入っていた。まだ納付額をいただき切っていないが、欲張りはしない。安楽に逝けるのならお返ししてもよい。