(巻三十八)そぞろ寒自分とちがふ声の出て(林和子)

10月8日日曜日

(巻三十八)そぞろ寒自分とちがふ声の出て(林和子)

曇り。朝家事は洗濯。何とか外干しが出来た。

俳壇が届いたが、書き留めたくなる句はなし。

漱石夫人は占い好き - 半藤茉利子』を読み終えたが、悪妻と悪弟子、どっちもどっちか。

《野放図に浪費しまくる鏡子に、「あの悪妻め!」と反感を抱く弟子たちがいたとしても無理からぬことであろう。だからと言ってしかし、彼等が鏡子から金をせしめても当然であるという理屈は通るまい。》

昼飯喰って、一息入れて、ダラダラ過ごして3時半ころ散歩に出かけた。図書館前のトモちゃんは不在だったが、ここの猫婆さんと久しぶりに歓談。そこから稲荷へ回りポックリを祈願して十円。コンちゃんがスリスリするので二袋あげたら、二袋目は跨がれた。更に都住へ回るとクロちゃんがかつてサンちゃんやシロちゃんが縄張りにしていた藤棚まで出てきていた。諸行無常である。クロちゃんの本拠の1号棟の階段まで戻ってスナックをあげた。

生協でピーナッツと缶酎ハイを買って帰宅。

英聴。今週の番組から

BBC, The Bottom Lind, Trade people.

https://www.bbc.co.uk/programmes/m001r20f

を選んで在庫に加えた。先ず、一聴。電工さん、配管屋さん、塗装屋さんたち職人さんたちの話であることは分かった。聴き込んで行こう。

再読は、そういうわけで、

「肩に来た赤蜻蛉 - 山田風太郎」角川文庫 死言状 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32319280/

を読み返してみた。

願い事-ポックリ御陀仏。元気で御陀仏。

吾が細君は筆子さんとは正反対で荷風の系統である。稼ぎない亭主としては誠にありがたい。

女菩薩とまがふ妻居て懐手(吉田未灰)