(巻三十八)風花を美しと見て憂しと見て(星野立子)

11月19日日曜日

(巻三十八)風花を美しと見て憂しと見て(星野立子)

快晴。朝家事は洗濯・外干しと布団干し。洗濯日和、布団干し日和だ。

俳壇が届き、

この星の秋のベンチにをる不思議(斎藤達也)

を書き留めた。

昼飯喰って、一息入れて、居眠りなんぞ致す。

昨日借りた、

『江戸の役人事情-『よしの冊子』の世界 - 水谷三公』(ちくま新書)

を深夜まで読み耽ったのでどうにも眠い。本書は幕府の寛政改革前後の役所の機構、任務、人事制度なんかを説明している。まっ、高級官僚の話なので下役で始まり下役で終った私なんぞが共感できるところはないのだが、下役たちのしたたかさが時々挟まれていたりする。

すべからく火種は人事鳳仙花(戸恒東人)

で、先日、歯科衛生士さんと話が弾んだ「俺んち」で呑むつもりで3時半から散歩に出かけた。呑んだ帰り道の都合上、先に都住のクロちゃんに挨拶し、それから図書館で借りて返して、稲荷のコンちゃんに挨拶し、4時5分に入店。日曜日なので先客おばちゃま6名様がいて、テレビの音声を消してくれるほど賑やか。話題はリハビリ系で軟骨が減ってどうのこうのとかである。歯科衛生士さんの話を出したがお兄さんたちは記憶を辿り、やっと思い出したという様子であった。

お湯割り2杯、ハーフ煮込み、串揚げ3本で1480円也。一人で気持ちよく過ごせる店である。店を出ると清々しい半月一日前のお月様が新道の上に浮かんでいた。

再聴。

BBC, Crowd Science, Does massage work?

https://www.bbc.co.uk/programmes/w3ct1prw

再読。

「これが海だ - 北杜夫」中公文庫 どくとるマンボウ航海記 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32301625/

願い事-ポックリ御陀仏。元気に御陀仏。

秋霖や覚めぬ眠りという眠り(宇多喜代子)

が理想です。