句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」
手に一つ鶯餠のひかり載す(愛川弘文)
朝も夕も少し電車が空いているように感じる。
ラッシュアワー押し屋に押さえしあの頃は電車は運びき人でなく夢(西出和代)
という歌もあるが、この季節は隙間が欲しい。
一つJR様に提案なのですが、ホームに打ち水しませんか?
アスファルトが熱を貯めて、電車からはモーターの熱が放射され、ホームのうえは蒸し風呂状態です。
したたかに水打つ間口一間半(鈴木真砂女)
NHKラジオアーカイブスは白洲正子さんでした。
「花の下にて」と題して、西行について、自由を求めた西行の生き方について白洲正子さんが語った録音を聴きました。
願わくは 花の下(もと)にて 春死なむ その如月の 望月の頃 (西行)