(巻八)目の愁ひあらわにしたるマスクかな(岩崎ゆきひろ)

匙を投げられた訳ではないし、日常生活に支障があるわけでもなく、食欲がないわけでもない。

匙なめて 童たのしむ 夏氷 (山口誓子)

医者先生と看護師さんたちには深く感謝してます。

半袖の若きナースや十二月(えんや)


俳壇:
地に在りて毬栗しかと刺さむ貌(新井三七二)
和を以て疲れ果てたる敬老日(日下光代)
新涼や夏炉冬扇の如き仁(足立威宏)
まず犬に水を飲ませて汗の人(今井文雄)

TBSラジオ、相談は踊るに菊地さんが登場した。流石のコメントや助言でした。
特に、うつ病学生への回答はお見事でした。

テーマの一つに男女の収入が上った。
男子の収入が女子のそれを下回った場合、女子の2/3がそういう男子を恋愛の対象から外すと回答している。

寿司もくひ妻の得し金減り易し(林田紀音夫)

恋愛の先に、結婚があり、家庭形成があれば、お金の問題を外せないのは分かる。

菊地さんは、このテーマについて、
「惚れちゃったら、関係なくなっちゃう。」とお話されていました。
犯罪者にだって惚れちゃって、恋愛を正当化していくそうです。

にんげんの男に預け浮袋(高澤晶子)

福山現象なんかとも関係あるのでしょうか?