徘徊:業平橋、墨堤、山谷堀、吉原、三ノ輪(其の一)

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先週叶わなかった徘徊を今日は致そうと気合を入れて運動靴を履いて家を出ました。歩く距離も昭文社のポケット地図で見ますに三キロ近くはありそうです。

登山靴穿いて歩幅の決まりけり(後藤比奈夫)

空模様を見極めて、午後の有給休暇をお願いし承認を戴きました。
「立読抜盗句歌集」にも今日の行程に因む句は幾つか書き留めてございますが、この機会に俳句検索データベースでも予習し時の来るのを待ちに待った次第です。

寄鍋に差し出す箸の順を待つ(森岡水居郎)

川筋方面への起点は浜松町の都営地下鉄大門駅になります。最初の立ち寄り先の業平橋本所吾妻橋駅が最寄り駅ですので浅草線に乗車いたしました。
各駅停車で15分ほど、10個目の本所吾妻橋駅の階段を昇り地上に出て5分ほど浅草通りを押上方向に歩きますとスカイツリーの直下に「なりひらばし」はございました。

老残のこと伝はらず業平忌(能村登四郎)