(巻十八)微生物埋め育み山眠る(下谷海二)

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3月19日月曜日

3月17日のダイヤ改正に合わせて
浜松町駅のモノレール乗り換え通路と改札が一新した。これまではJRから出るために改札機にタッチし、ついでモノレール駅に入る改札機にタッチしなければならなかったが、一台にまとめられた。
さらにモノレールを下車してJRに乗り換える順路が変わり、階段の登り降りなしに一回のタッチでJR浜松町駅に入れるようになった。
これまではモノレール駅から文教堂の入口の前を通ってJRの改札に廻っていたので、ついフラッと書店に入り、ついフラッと文庫本を買ったりしたが、最短直結になったので、ついフラッとが減りそうである。

うしろからうしろから改札の冬(飯田晴)

先月確定申告をした。その還付金の振り込み通知が届いた。
システムが作動し、人手を経ることなく通帳への印字まで進むのだろう。給与も年金も印字と云うことでは同じことである。
それをおサイフケータイに連動させればお金を見ることはなくなるわけだが、まだそこまでは行かない。
わが家の場合はスイカまでである。あの先払い感は小心者夫婦にはちょうどよい。生協もデビットの“ポヘタン”カードにしている。
イカにしろポヘタンにしろ、デポジットを入れるときに一度は現金を触る。ここのワンタッチを我慢できるか、できないかなのである。

ネット碁に欠けたるものは碁敵の身じろぐ気配石崩す音(佐々木義幸)