(巻二十一)君地獄われ極楽へ青あらし(高山れおな)

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1月10日木曜日

朝、バス停までの道すがら丸々と肥えた野良猫とスレ違った。一度は振り向いて呉れたが一撮を試みたところ“付き合っていられないよ!”と立ち去った。一度振り向いてくれたから、“ま、いいか”。

人間は面白いかと冬の猫(矢島渚男)

検見衆のまとめて置きし鞄かな(中原道夫)

忘れ居し金一両や暮の春(菅原師竹)

で双方鉾を収めた感ありかな?やはらあれは妥協の産物?

午後はさしたる用もなし、で定刻退場いたした。

のガラ充電器はがauSHOPに在庫があることを確認してありましたので滞りなく買えました。auに聞いたところではガラ携の在庫は減っているのですが、ガラ充電器は欠品にすると大変な不便を掛けることになるので用意してあるとの話だったそうです。

いなくなるぞいなくなるぞと残る虫(矢島渚男)


君は極楽に行ってください。あたしゃとてもそんなところにゃいけませんから。
それに、あたしゃどこにも行きたくない。あたしゃ消えて無くなりたいだけです。

大丈夫みんな死ねます鉦叩(高橋悦子)


何かとうるさいですが、長湯は良くないから云々とうるさい。しかし、ありがたいことではあります。

煮詰まつてゆくは夫婦の愛・憎・無視(筑紫磐井)

少なくともはめちゃくちゃ言葉のやり取りが多いわけで、感謝すべきなのでしょう。

屠蘇一献妻に感謝のぎこちなく(藤野重明)