(巻二十三)凩や馬に物云ふ戻り道(二葉亭四迷)

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9月13日金曜日

先ずは亀有香取神社の今週末の御祭のご案内をさせていただきます。

人間の為すまま神輿揺れていし(大牧広)

房総方面の停電は長引き大変のご様子ですが、あたしんとこの団地のエレベーターも丸二日故障して使えませんでした。何しろ高齢者が多く車椅子で病院やデーケアセンターに行かなければならない方もおります。自力で動ける方も階段を五階、六階、七階、八階まで登り降りすることが叶いません。成人女性なども重い買い物袋を持って上がって来るのは無理だとあたくしな八つ当たりしてくる始末でございます。
保守会社は後れ馳せながら二日目には電動昇降椅子車と介助者を配置してくれましたが、 エレベーターの有り難さを思い知ったところです。
しかし、あたしどもの難儀などは房総の苦難に比べれば、と.....いうことです。

テレビ

今日は研修会に出席しなさいとのことで出勤いたしました。遅刻するわけにはいきませんのでいつもの始発は諦めて吊革に掴まって参りました。

今日は仲秋とのことで中国、台湾の事務所からはMid Autumn Festivalで“御休”との連絡が入っておりました。仲秋をMid Autumnと訳すのも止もう得ないのでしょうがちょっと味気ないとも感じます。

名月や座に美しき顔もなし(松尾芭蕉)

研修のテーマはVATでそれ自体をよく知らないのに、それを英語でやれてはお手上げでございました。

野遊びやグリコのおまけのようなひと(小枝恵美子)

余談でBrexitが話題となり、受講者の中にいた英国の方から今再度国民投票をやれば残留となるだろう。離脱がもたらす結果について十分な理解をしていなかったとの認識が拡がっていると個人的な見解が語られた。離脱となればEUから見れば英国からの貨物は域外からの輸入となるので、税関などの職員増員が行われているとのことである。英国の国内政治・世論のことがもっぱら報道されているが、EU側は淡々と準備をしているとの印象をあたしは持ちましたよ。

向日葵に午後の懈怠を覗かれし(山田弘子)

午後はお暇し、神保町へ廻ってみました。坊主で帰るところ、やっと一冊見つけました。

「この世この生 - 上田三四二新潮文庫

その後亀有にもどり、ふとモツ焼き屋に入ってしまいました。
久し振りなもんでちょっと飲み過ぎで腹もキツい。
反省です。

そんな訳で読書も進まずでございました。