(巻二十六)熱燗や討入り下りた者同士(川崎展宏)

f:id:nprtheeconomistworld:20200619080746j:plain

f:id:nprtheeconomistworld:20200619080750j:plain

(巻二十六)熱燗や討入り下りた者同士(川崎展宏)

6月18日木曜日

細君は朝一番で生協へ出かけ、その戻りと交代で散歩に出かけた。

南に歩いてコンビニで珈琲をいただき一本に火をつけた。一本で十分であります。

そこから図書館に歩き、写真の一冊を借りた。

天野祐吉氏の選んだ子規のユーモアのある句に南伸坊氏の画が添えてある。

巻末解説によれば天野氏は松山で中学・高校時代を過ごしたそうで子規記念博物館の名誉館長を引き受けていたことがあるそうです。

ふむふむと書き留めた句をご紹介すると、

人に貸して我に傘なし春の雨

金持は涼しき家に住みにけり

行く秋にしがみついたる木の葉哉

うとましや世にながらえて冬の蠅

であります。

只だから読んでみましたが、これで七百円は高い!古本屋で見かけたこともないから売れなかったか、古本屋でも相手にされなかったかのどちらかでしょう。子規のせいじゃありません。

帰り道、生協により即席麺とチューハイを仕入れた。細君外出の際の昼飯は備蓄赤飯とキツネうどんが定食だが、ラーメン系統が食べたくなった。旨いものを知らない、旨いものが分からないのを不幸というのか?何事も知らぬが仏かもしれない。

本日三千七百歩で階段二回でした。

世事をどうのこうの云うつもりはないし、私事は無事が一番です。

願い事-叶えてください。

世の中はさらに悪くなりそうだし、もはや早過ぎるという年ではないから(苦痛なく)消えて無くなりたい。