(巻二十八)浮世をば縮めて見せる芝居かな(正岡子規)

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(巻二十八)浮世をば縮めて見せる芝居かな(正岡子規)

3月3日水曜日

細君は生協へ出かけ、小一時間の静寂を得る。家事もなく朝から読書。 『「東京やなぎ句会 四十年の愉しみ - 入船亭扇橋」句宴四十年 岩波書店』 を読み終わる。

永六輔小沢昭一江國滋桂米朝大西信行柳家小三治矢野誠一・三田純市・永井啓夫と私の十名でしたが、のちに神吉拓郎加藤武が加わりメンバーは十二名となりました。》

このメンバーで生きているのは小三治師匠だけかな。

小沢昭一さんの句はかなり書き留めておりまして、永六輔さんの句もあります。加藤武さんも少々。江國滋さんあの句はもちろんです。

四十年詠んでも、いい句というのはそうは無いもんだ。

俗事-マイ・ナンバーカードの受け取り手続きをネットで完了した。3週間くらい先を見ておかないといけないようだ。ちゃんと手続きが完了したかがちょっと心配だ。

11時頃に風が止み、毛布を干す。

散歩:

コンビニで珈琲を喫した後、図書館へ行き、4冊返して『感覚の幽[くら]い風景-鷲田清一』を借りた。捲ったところ、「ホームレスな生活」という一節があり、これはコチコチと読むことにした。『持たずに持つこと-寺山修司』を家庭の営みに当てはめたような論旨で、そういう見方もあるなあと思う。

《生活上の必要事を、家庭外のサーヴィス機関に委託する傾向を推し進めたということである。近代社会は、調理、排泄物処理、洗濯から加療、保育、教育、介護、冠婚葬祭、死後処理まで、家族の構成員の生命機能にじかにかかわる世話を、金銭と交換に外部の機関に委ねるようになった。》

本日は三千八百歩で階段は2回でした。

厨事-鰤を焼く。細君も面倒になったようで手伝いは一日一品になってきた。少なくとも飯は炊けるようになったから、なんとかなるだろう。

願い事-叶えてください。そういうサーヴィスはまだないから、ゴルゴ十三[じゅうぞう]に頼むしかない。