(巻二十六)不可解な夢にこだわり葱刻む(奈良岡晶子)

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(巻二十六)不可解な夢にこだわり葱刻む(奈良岡晶子)

8月28日金曜日

ボケてきたのか、ここのところ夢で目覚めたり、起きてからも覚えているような夢は見ずに済んでいる。

熱中も夢中のときも過ぎて秋(鷹羽狩行)

穏やかな睡眠は何よりありがたい。

夕方、散歩した。コースは図書館からコンビニ、そこから生協である。

図書館ではお願いしておいた『一人盆踊り-友川カズキ』を借りました。図書館は9月から来年1月まで工事で休館だ。

大空の見事に暮るる暑哉(小林一茶)

本日は三千六百歩で階段三回でした。

残暑は厳しいが季節は移っていくようで蝉の鳴き声も、

遊び足りぬ輩のごとく夜の蝉(藤崎幸恵)

ということはもうない。日が暮れれば静かになる。蝉に替わって虫の声である。

猫八が虫を鳴く夜の寄席を出る(永六輔)

今晩も九時ころ月見。10時の辺りに木星が輝き、その延長線上に土星がいた。細君によると明日は月の2時あたりに木星、10時に土星の配列になるそうだ。天女の天文年鑑には月の両耳のようにそれらが描いてあった。

願い事-苦しめないで叶えてください。