(巻二十七)歯科に口あけたるままの窓に花(久田草木)

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(巻二十七)歯科に口あけたるままの窓に花(久田草木)

10月28日水曜日

健康・不健康:

泌尿器科に参る。採血の結果が良かった。数値が下がったので四十ミリから二十ミリに薬が替わった。

それはよいのだが、昨晩寝ている間に足がツッたようで痛みが残っている。そんなわけで今日は往復バスに乗ってしまった。

万事支障なくというわけにはなかなかいかない。

泌尿器科真つ赤な薔薇の置き処(是松みつを)

散歩:

午後になり、痛みも癒えたのでコンビニまで歩いて珈琲を喫し、さくら通りを流した。途中でたわわな熟柿を一撮致した。

熟柿皆承知年貢の納め時(高澤良一)

本日は六千歩で階段3回でした。

煩悩:

煩悩はやや不健康であってもまだ衰えない。

この方は「佐田茉莉子」さんという方で、宣伝文句によればアラフォらしい。なかなかの方だが、何でこの道にと思う。作品は三、四本しかないから、すぐに足を洗われたのだろうか。

回顧すればこのような雰囲気のマダムに秋波を送られたことがないではない。四谷にあった英会話学校の土曜コースにはそのころ有閑マダムがチラホラと混ざっいた。

ある土曜日、隣席に座ったマダムAは豊満な体をピタッとフィットしたニットのワンピースでつつみ、その上にカーディガンを羽織っていた。二人での会話練習中にマダムはややしなだれ気味に側面を接触させてきて、チラッと秋波を送ってきた。

テキストの会話から内容がアドリブになり、渋谷のとあるバーのことに飛躍し、間違いなく誘われていたのだったが、細君になった人も同じクラスだったので自制してしまった。今にして思えば勿体ないことをした。

世渡りが下手とのうわさきりぎりす(山本直一)

願い事-叶えてください。