(巻二十七)素足にて踏む人工の浜の砂(川村甚七)

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(巻二十七)素足にて踏む人工の浜の砂(川村甚七)

11月18日水曜日

生協に買い物に出かけた細君が花も買ってきた。玄関脇の私の部屋にも花の香が漂った。ド派手なガーベラの香りかというとそうではないようだ。私の好みはその後ろの撫子だがこの香りが撫子からだとすれば、ちょっと意外な香りだ。ひょっとすると夜は女夜叉となるのか撫子は?

萩繚乱そろそろ夜叉になるつもり(伊達甲女)

散歩:

ガラホの充電コードを買いに駅前まで歩いた。附属品もスマホが圧倒的で僅かに二種類しか所望の接続端子の物はなかった。時代に遅れていくのだなあ。

ちょうど3時で、展示してある大型テレビから悪いニュースが流れていた。

駅前まで来たので急いでポンパドールで餡バタロールを一つ買って手提げ袋に入れ、ウイルスから逃げるかのように急ぎ足で我が家に戻った。

逃げていてくれし狸や狸罠(鶴丸白路)

本日は五千六百歩で階段は2回でした。

読書:

BBC article Nov.16

Lockdown has affected your memory – here’s why

Many of us have found ourselves in an isolated routine during the pandemic – and it turns out, that’s not very good for your memories.

https://www.bbc.com/future/article/20201113-covid-19-affecting-memory

自宅での仕事と記憶の低下についての記事を読んでみました。人の名前や出来事などは関連付けで記憶され、記憶した時の状況などをきっかけに思い起こされるそうです。ですから記憶する状況にいつも変化が無ければ思い出す糸口が見付からず思い出せなくなるらしい。

私は人の名前が思い出せないときに山手線の駅を一回りしてみます。ひったり同じ名前の人は神田さん、大崎さん、大久保さん、高田さん、大塚さん、田端さん、上野さん、くらいですが、有楽町から有田さんを思い出したり田町から町田さんを思い出したりすることがあります。高輪ゲートウェイで誰か思い出せることがあるかな?しかしいつまで山手線の駅名を覚えていられかというのこの方法の根本的な問題は残る。(実際にやってみたが、原宿でつかえた。)

十二月山手線の安堵感(田中いすず)

願い事-叶えてください。流行り病でもいいのですが、時間がかかりそうなのと、確実性の点から罹患は避けたい。確実で即効の逝き方でお願いしたい。