(巻二十七)消防も野次馬も去り守宮(いもり)鳴く(内藤一漁)

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(巻二十七)消防も野次馬も去り守宮(いもり)鳴く(内藤一漁)

12月19日土曜日

部屋の掃除、ダクトのフィルターの張り替え、エアコンのフィルター掃除、読まない新聞の片付け、が午前中の作業でした。

年つまる終りは速き砂時計(これまつみつを)

散歩:

寒い中、高校コースを歩いた。修徳グランドの前の家の庇に猫がじ~と固まっていた。日だまりと云うわけでもないが、猫には猫の理由があるのだろう。

退屈な猫に出て行くとこがあり(前田雀郎)

呆けが始まったのか、買い物メモを忘れて家を出たので取りに戻って出直した。

本日は四千五百歩で階段は2回でした。

細君のガラホが届いた。赤外線で電話帳を移すのだが、うまくできるか?あたしもやったことがない。しかし、携帯電話屋もショップと通販で客の奪い合いのようだ。通販に電話すれば、ショップに行っても何週間も待たされるから通販にしろと云う。

口ぐるま乗るも処世か忍草(丹後日出雄)

夕食は、義妹の手配による亀戸升本の弁当でありました。何事も三回目になると最初の興奮も感激も薄れるものであります。ボリュウムがあるので食後眠くなる。

贅沢になってはいけないよ!いつものささやかな夕飯がよいのだ!暖房費が勿体ないから早く寝るのだ!金を払って読む本など極めて少ないのだから、図書館で借りればよいのだ!駅までは二千歩余だ、歩け!流行りにろくなものはない、追うな!人生はつまらないものだ、面白くしようと金を遣うな!

願い事ー叶えてください。新聞とかテレビ・ラジオを遮断して静かに遁世していたい。 生きていることに感謝というが、物心ついて以来これがどうもよく分からない。止めらんないからこんなことになってしまったが、若くして止める人がいることを不思議には思わない。