(巻二十八)蝋の鮨のぞく少女のうなじ細く(高見順)

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(巻二十八)蝋の鮨のぞく少女のうなじ細く(高見順)

3月8日月曜日 

雨でも洗濯をした。部屋干しでうっとおしいが仕方がない。

外出せず一日中籠る。心身に宜しからず。郵便受けまで行ったが、今日はとても寒い。

しばらくは自問自答の冬籠(高橋とも子)

と云う句を書き留めてございますが、自問自答のスパイラルが危ない。

読書:

「伝通院 - 永井荷風」日本の名随筆別巻94江戸 から

を読み進む。

細君は電話友達二人と久しくお話をしていた。

長電話場所を移して冬ぬくし(玉村謙太郎)

お喋りは良いことでしょう。

願い事-叶えてください。委ねるしかないのですが、一つ宜しく。

春の夜の寒波の底も見えにけり(畑中史郎)