(巻三十)相場師がじつと見ている蟻地獄(木俣正幸)

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(巻三十)相場師がじつと見ている蟻地獄(木俣正幸)

8月11日水曜日

4時41分、 一番蝉の啼く音に目覚める。絶叫のように聞こえる。

朝の洗濯のあと、生協に行く。9時半開店の店に9時45分ころ入ったが、パンも弁当も乾物も菓子も野菜も肉も何もかも商品を並べている最中だ。パンや納豆が買えず困った。おかめ納豆の30グラムカップ3個パックの函は通路脇に積んであるがいつ棚に並ぶか分からない。仕方なく並べてあった、つまり昨日は売れなかった、同じような30グラムカップ3個パックの「舌鼓」という50円も高いのを買ってみた。パートのおばさんが揃って遅刻したわけではないだろう。お盆のためか?配送車の遅れか?

盆やすみ油彩の巴里にあそびけり(大島民郎)

先週のBBCからは、The Food Programm 20210801 Catering in Care Homesを聴いている。老人施設での食事をテーマした番組である。食事は老人に残された数少ない楽しみの一つであると老人は言うが、手間のかかった旨いものは出てこないらしい。

父暮らすホームからくる請求に

「コーヒー代」とありて平穏(北村保)

夕方の散歩。昨日に比べれば涼しいので中川の土手まで歩いてみた。川っぺりにはやはりよい風がある。そして涼む人もいる。本日は六千百歩で階段は3回でした。

願い事-叶えてください。給食も辛いだろうが、何より集団生活が嫌だ。集団生活は、もう無理だ!苦しまずに、独りで逝きたい。