(巻三十)ポケットのなかでつなぐて酉の市(白石冬美)

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(巻三十)ポケットのなかでつなぐて酉の市(白石冬美)

9月26日日曜日

朝食の飲物を紅茶から牛乳に変えて3日経った。以前はそれほど感じなかった乳糖の甘味を感じる。乳糖の消化酵素を持っているのかいないのか知らないが、冷たい牛乳を飲んでも腹をこわすことはない。カレーに弱い細君も毎朝牛乳は飲んでいる。

顔本の「カメラで散歩」に芒の靡いている写真に、

沈む陽を揺れて見送る芒かな(一色浩司)

という俳句が添えられて投稿されていた。う~ん、いい句だな~と書き留めた。

細君の携帯に詐欺メールが入った。「このメールは詐欺メールではありません。」などと記述があるどちらかと云えば稚拙なメールで当選金を送るので口座を教えろというのが大筋だ。しかし、これでも数打てば当たることもあるからやっているのだろう。過日、亀有警察署から頂いた防犯メルマガに依れば8月末までの管内の特殊詐欺被害件数は64件で被害額は1億5千8百万円だそうだ。つまり、ご近所でもこれだけ引っ掛かっているわけだ。

午後散歩。雨が降りそうなので図書館までにしておいた。借りた本3冊を返して借りている本はなしにしたが、角川俳句9月号が借りられたので借りてしまった。 帰路、マルミヤで餡パンを買う。本日は二千歩で階段は1回でした。

その9月号だが、いくら捲っても書き留めたくなる句がない。

新茶いれ世話女房に徹しをり(蔵堯子)

を麦茶をいれてくれる細君への謝意を含めて書き留めてみた。

そこへ世話女房が朝日俳壇を届けてくれたが、こちらにも書き留めたい句がないが、一句はと、

生きながら幻となる人の秋(齋藤達也)

を書き留めた。

選評は「マスクをするとこんな感じがする。誰でも。」だか、そういうことなのだろうか?

願い事-静かに叶えて下さい。コワクナイ、コワクナイ。