(巻三十二)川と海どこで折合ふ時雨虹(佐藤績麻)

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(巻三十二)川と海どこで折合ふ時雨虹(佐藤績麻)

3月3日木曜日

こころもち向き合ふやうに雛飾る(仁平勝)

雛は飾って御座らんが、気持ちとしてはそんなところだ。

その細君は気晴らしに高校の級友に電話して駄弁っていて、私は昨日の続きの書き取りを始めた。ポルノビデオも麻雀も初めのうちは暇潰しになるが、長持ちはしなかった。詰め将棋もやってみたが、センスがない上に無い頭を使うので疲れる。老後の一人でできる趣味(暇潰し)というものは老後資金と同じで上手下手はともかく若いうちから準備しておかないと間に合わない。

趣味だけが残つた余生春来る(小川正純)

というのはご立派だと思う。

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/09/10/115519

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/03/18/083357

午後はリハビリ病院で血圧関係の診察。血圧手帳を忘れて出かけて、病院に着いてから気がついて余計な一往復を致した。このほかにも麦茶のパックを容器から取り出すのを忘れていたりもの忘れが頻発している。鈍感にはなりたいが呆けは迷惑をかけることになるなあ。血圧の方はいつもと変わらずで、聴診器での診察でも心肺は心配なしとのお見立てでした。

鈍感を楽しむやうに春の亀(石川昇)

帰りに生協でどら焼3個と単4電池20本パックを買う。

願い事-生死直結で片付けてください。コワクナイ、コワクナイ。しかし、老後資金しろ老後の趣味暇潰しにしろ、老後のために生きていくと云うのもおかしな話だなあ~。死ねないから生きていると云うのも虚しいなあ~。