(巻三十三)点滴を連れて窓辺の冬銀河(稲垣鷹人)

(巻三十三)点滴を連れて窓辺の冬銀河(稲垣鷹人)

 

5月13日金曜日

年金ばなしで今朝が始まった。ラジオで年金の納付額との関連で損益分岐点は受給開始から何年後かということが話題になったようだ。「何年後だと思う?」と小馬鹿にしたように問い掛けてきたので、「10年。」と答えた。「どうして、知ってんのよ、ラジオ聴いてたの?」というので年金機構からの通知に自己納付額は書いてあるから一年間の受給額で割れば大体そんな年数だ、と答えた。

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/10/02/121341

41年間の共済年金と6年間の厚生年金を納付した。最初の頃は月給が三万円に満たない中での二千円だったから単に納付総額と受給総額では割り切れないものはあるが、制度が順送りという考えに立っていたのだろう。

年金の暮らしそれなり冷奴(会田恥芽)

冷奴でもいい、納豆でもいい。質素に暮らせて静かに終われれば、それで十分だ。

午後も雨で散歩には出掛けず。

「酒の飲みようの変遷 - 柳田国男」木綿以前の事 から

を読んで過ごした。

《現在は紳士でも屋台店の暖簾をかぶったことを、吹聴する者が少しずつできたが、つい近頃までは一杯酒をぐいと引掛けるなどは、人柄を重んずる者には到底できぬことであった。酒屋でも「居酒致し候[いざけいたしそうろう]」という店はきまっていて、そこへ立寄る者は、何年にも酒盛りの席などには列[つら]なることのできぬ人たち、たとえば掛り人とか奉公人とかいう晴れては飲めない者が、買っては帰らずにそこにいて飲んでしまうから居酒であった。是をデハイともテッパツともまたカクウチとも謂って、すべて照れ隠しの隠語のようなおかしな名で呼んでいる。しかもこういうのも酒を売る家が数多くなってから後のことで、以前はそんな機会も得られなかったのである。》

角打ちの隅に犬座す夕薄暑(和田桃)

谷中銀座の入口の段々のところの酒屋さんで何回か角打ちをさせてもらったことがあるが、森さんたちはまだ遣っているのだろうか?

https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/39071455?_ga=2.263625359.2054643840.1651047635-1081444930.1571220177

 

願い事-生死直結で知らぬ間に叶えてください。も~いいや。楽に死ねるのなら損しても構わない。お金は差し上げますから楽に逝かせて頂きたい。