(巻三十三)働けるうちは働き柿の花(石渡旬)

(巻三十三)働けるうちは働き柿の花(石渡旬)

 

6月19日日曜日

俳壇を持ってきて、その中の、

「人生が二度あれば」なんてしゃぼん玉(金田好生)

がいいねという。そして、なぜ“しゃぼん玉”なのかと振ってきた。

「しゃぼん玉は夏の季語で、それはそれとして、しゃぼん玉は人生とか一生の隠喩に引かれます。私がとても好きなしゃぼん玉の句に、

しゃぼん玉はじめ遠くへ行くつもり(明隅礼子)

がありますが、この句は、

不遜なる大志なつかし鰯雲(愛川弘文)

に通じるものがあると鑑賞してますよ。」

と申し上げた。そして心の中で、

人生は一度でいいよ松の芯(河黄人)

を呟いた。

作務・修行は特になく午前を終わる。

散歩の時間を遅らせたい暑さになったが、遅らせると昼寝をするからいかんと云われ、2時ころ出かけた。木蔭を選んで歩いたが、緑も貧しい街である。足許もよく見ずに歩いていたら、何かヌルッとしたものを踏んだ。“クソ!”と思ったが、それではなく樹になっていたスモモが落ちていたのだ。

白鳥のファミマで焼きうどんで一息入れて都住2、都住3と回って生協で買い物をして帰宅。焼きうどんも二回目になると感激も薄れる。

都住2、3の猫は不在。URのフー子に一袋あげた。相変わらす可愛くない。

願い事-電球が切れるが如くで細君より先にお願い致します。コワクナイ、コワクナイ。