(巻三十八)終活といふものに似て落葉掃く(仁平勝)

10月29日日曜日

(巻三十八)終活といふものに似て落葉掃く(仁平勝)

雨。朝家事は掃き掃除。10時ころ雨が上がったので生協へ買い物。

昼飯喰って、一息入れて、散歩。都営団地の公園で自治会の有志が木々に電飾を吊るす作業をしていた。そんな季節か。

電飾を取り付く小枝あやまたず(拙句)

猫巡礼はみなさんお元気で何より。猫たちも日溜まりにうずくまるようになってきた。散歩の途中に生協で買って道々かじった98円のうぐいすパン旨し。

今日も夕食の調理補助にあたり、野菜のカットや胸肉の削ぎ切りなどいたし、煮汁の下拵えなどいたしたが、煮汁を拵えるときに使った計量カップを水を量っただけなので未使用食器のザルに戻したら彼奴がヒステリックに怒りだした。一定時間以上一緒にいるとこうなることが多々あるので珍しいことではない。

補助を止めて自室に戻る。あとは一人でやっていたが、たしか「二十分の原則」とか云うのがあったような気がする。二人暮らしの老夫婦は二十分以上一緒にいると苛々が溜まるので、それ以上は避けるようにという助言だ。

再聴。

BBC, Money Box, Your Spending Strategies

https://www.bbc.co.uk/programmes/m001fcsc

このころのイギリスの物価上昇率は11%だったらしいが、個人レベルのインフレ対策の話。対策と言っても節約しかないわけで、金曜日のパブを止めたとか、セントラル・ヒーティングを止めて毛布を増やしたとか、スパゲッティーはうまく余熱も使って茹でるとか。

再読。

「水のような - 吉行淳之介ちくま文庫 吉行淳之介ベスト・エッセイ から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32299726/

願い事-ポックリ御陀仏。元気に御陀仏。

暮し向き質素に燈火親しめり(清永弘子)

金を遣っても心が躍るようなことには出合わない。誰かとの“貧富の”比較云々と云うのも馬鹿げているので比較の対象になりやすい親戚友人は殆んど排除した。