本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

いづくにも 虹のかけらを 拾い得ず (山口誓子)

角川俳句「俳句とわたし」に、黛執氏が俳句の基本について一文を寄せられた。
「昭和三十八年の秋、ふとした機縁で映画作家にして俳人でもあった五所平之助を知り、平之助を指導者とする小さな句会が私の町にできた。まだ現役の映画監督として忙しい身にも拘わらず、先生は毎月指導を欠かさなかった。1、俳句は美しくなければならない。2、俳句は見えなければならない。3、俳句は平明でなければならない。この三つが俳句指導の要締であった。」

一昨日、以下の文章を載せましたが、
「夏と秋との、小役人風に申せば、引き継ぎ期間なのでしょう。(元小役人)、英語で言うと
a small time government employ、のようです。」
employはemployeeの誤りです。

ラジオで、目黒の秋刀魚祭を報じておりました。
我が家では、昨晩初物をいただきましたが、フライパンで焼いておりました。

煙りなき秋刀魚の味や二十階