本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

春を背に 廊下は果てしなく暗い (松崎 佐)

昨晩は遊覧船で船遊び。一句ひねろうとしたが、出来ず。
夜の江戸湾は静かで、秋の夜の雲は美しく、船の明かりを頼ってか海鳥が一羽二羽追って来たのです。
船は乗ってみると以外と大きく四層のそのまた上のトップデッキに上がると、青年の船ーにっぽん丸でのインド洋航海、東ア青年の船での五か国訪問をした三十数年前がよみがえりました。
東アからはちょうど三十年です。
夜の海面は招いているようにも見えます。
水底の何かに呼ばる秋の海