句歌控帳「立読抜盗句歌集」
顔見世の楽屋入りまで清水に(中村吉右衛門)
先週の坂崎幸之助さんの番組で、泉谷しげるさんの「旅立て女房」という曲が流れた。
なかなか鋭(と)き曲名である。
筆者の感覚では、「くたばれ女房」よりは強く、しかし「先立て女房」よりは軟らかい表現ぶりと格付けした。
ひとりあれば身の愛(かな)しかり愛(かな)しきをありがいとして我はひとりいむ(窪田空穂)
もてあます西瓜一つやひとり者(永井荷風)
煮大根煮かへす孤独地獄なれ(久保田万太郎)
と、先立たれた男たちの哀れが読まれいるが、
泉谷さんの感覚の句歌には、未だ出会っていない。
断酒酒1日目成らず
2300時就寝
一人酒は止めよう!
飲酒記録を残そう!