句歌控帳「立読抜盗句歌集」
志ん生のびんぼう自慢梅漬くる(望月秀子)
夕方の新柏駅は通学の高校生が多い。
もう氷雨ではないが、柏南高校の男子生徒が二人、傘をささないで悠然と駅への坂を下ってきた。
どうせなら思う存分降ってくれあるんだたまに濡れたい気分(西之原正明)
という気分だったのだろうか。
若者だからこそ絵になる。
細君の指の傷は良くはなっているようで、今日抜糸の処置をしていただいたとのこと。しかし、まだ包帯でぐるぐる巻きである。
包帯の句は在庫にない。
止もう得ず、
霜柱俳句は切れ字響きけり(石田波郷)
断酒3日目達成。
2230時就寝