句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻六)」
ケータイに操られつつ店内に食品探す初老の男(小野寺健二)
ネットで「都会の野鳥」の写真を携帯に取り込んだ。
都会の野鳥として解説されていたのは19種類。
その中でも、オナガは色も綺麗なので是非ともお目にかかりたい。
ウグイスも都会の野鳥に入っていた!
うぐいすの ケキョに力をつかふなり (辻桃子)
朝市までの道すがら、シジュウカラが目の前の木に止まってくれました。
写真ほど青っぽくはなく、灰色が基調で頬の白さでシジュウカラと判断した。
午後には、ムクドリを認めた。
母の日と言っても、息子は外出。
細君は自分でちらし寿司を作り、振る舞ってくれました。
酢を振れば飯のかがやく春祭(菅原?也)
NHK文化講演会は林望“りんぼう”先生の、「楽しい老後の過ごし方」でした。
俳壇歌壇:
二人からふたりに戻り新茶汲む(松尾肇子)
ラッシュアワー押し屋に押されしあの頃は電車は運びき人でなく夢(西出和代)
三年間ついぞなつかぬ猫のいた彼女の部屋を見あげて過ぎる(渡辺たかき)
心よりはるかにはやき身の老いに追ひつけぬままひとつ歳とる(野口由梨)