(巻十六)年寄りの腰や花見の迷子札(一茶)

8月29日火曜日

柳田国男の「遠野物語」に手をつけて、“序”をコチコチ始めてみたが、難解の極みである。
漢文の下地が全くなく、過日親分がおっしゃられた“水魚の交わり”も知らなかった。出てくる言葉を一つ一つ潰して行くしかない。

“願はくは之(これ)を語りて平地人を戦慄せしめよ。此書の如きは陳勝呉広(ちんしようごくわう)のみ。”

陳勝呉広の意味が解らずネットで調べたところ、どうも“先駆け”と云う意味のようだ。
写経しても仏心を直ぐに悟わけでもなかろうから、取り敢えず一回コチコチやってみて、それからまた読み返してみようと思うのである。

樹を祀り石を祀りて里祭(中山康義)